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頭の形は一生もの。ヘルメット治療が出来る期間は限られており、成果が最も得られやすい生後5ヶ月目にこの治療を知れて本当に良かった【ヘルメット治療体験談】(斜頭)
お住まい:東京
お名前:Y.Tちゃん
ゆがみレベル:斜頭Lv5
開始月齢:6ヵ月
治療期間:5ヵ月
小さめで産まれた娘。ミルクや母乳を飲むと、度々吐いてしまっていました。その為、窒息防止にと横向きに寝かせていました。成長するにつれ、吐く事も減り、安心していたのですが、気がつけば頭の形が歪に。常に右向きに寝ていたので、右側の後頭部が真っ平になってしまっていたのです。
気づいてからは、左を向いて寝かせていても、すぐに右向きに。すっかり向き癖ができてしまいました。そうは言っても、頭の形はいずれ直るよ、と周りの方や助産師さん、医師にも言われていたので、気には留めていませんでした。ですが、いつになっても改善する気配はないまま、ようやく寝返りをするようになりました。これからはずっと寝てすごすわけではないと思いながらも、本当に直るのか不安になってきました。
そこで病院に行った際に相談したところ、都内の大学病院の形成外科を紹介して下さり、5ヶ月目に入る頃に初めて診て頂く事になりました。
頭の歪みを直すにはヘルメット治療がある事、そのフォローアップを担うAHS Japanの存在を初めて知りました。ヘルメットを被っている赤ちゃんなんて見た事ないし、今まで聞いた事ないしと、正直不安でした。ですが信頼している病院からの紹介だったので、不安ながらもAHS Japanのビジターズオフィスを訪れてみたところ、気さくで親切なスタッフの方々が迎えて下さいました。
最初にスタースキャナーで赤ちゃんの頭の形を3Dスキャンを行い、頭の形を評価してもらったところ、結果は斜頭症、それも最悪のレベル5。覚悟はしていましたが、ショックでした。治療を開始したら、1日20時間以上被ることが重要との事。小さな赤ちゃんには大きな負担になるだろう、可哀想なのではと思っていました。
いよいよヘルメットが出来上がり、被らせてみると、なんと全く嫌がる様子はありませんでした。翌日からの慣らし装着も問題なく、本人の至って気にしていない様子にびっくりしました。ただ開始したのが5月。暑くなるにつれ、あせもや汗などには苦労した記憶がありますが、それ以外はヘルメットを被っている事のメリットの方が多かった気がします。
動けるようになるにつれ増える転倒、ヒヤッとする場面に、何度ヘルメットを被っていて良かったと思ったか数え切れません。頭の形も日に日に丸くなっていくのを感じる事が出来、満足しております。
治療を終えて、本当にAHS Japanとスターバンドと出会う事が出来て良かったと思います。頭の形は一生ものだし、ヘルメットの治療が出来る期間は限られています。成果が最も得られやすいという生後5ヶ月目に入る頃にこの治療を知れて本当に良かったです。調整の度に銀座や新宿のAHS Japanのビジターズオフィスに子連れで行くのは、最初大変かと思いましたが、良い気分転換になりました。なによりスタッフの方々がみな親切で、お会いするのを楽しみにしていたので、終了した今は寂しく感じています。
ヘルメット治療がまだまだ知られていない中、AHS Japanを紹介してくれた病院に出会えたのが幸いでした。今後、もっともっとスターバンドが日本に広がればいいのにと願っております。
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理学療法士・義肢装具士の資格を持つAHSJapan編集メンバーがヘルメット治療や赤ちゃんの頭の形に関するコラムを交代で執筆・ヘルメット治療体験談を掲載しています。
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