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4ヶ月になる前に首が座ったのですが、顔の歪み・向き癖はあまり変わずヘルメット治療を決断【ヘルメット治療体験談】(短頭+斜頭)
お名前:あおちゃん
ゆがみレベル: 長頭Lv1、斜頭Lv5
開始月齢:4.5ヵ月
治療期間:3ヵ月
娘の顔の歪みに気付いたのは産まれて3日目でした。なんかうちの子の顔は歪んでいると。他の子と比べてもこんなに歪んでいる子はいないなと思っていました。子宮の中が狭かったせいか、右方向に首がまわらなかったようで、産まれたときから向きやすい左ばかり向いていました。左右の目の大きさも違い、顔も歪んでいました。生後1ヶ月がたった頃、向き癖のせいで後頭部の左側が平らになり、左右の耳の位置も違い、右側から見る顔と左側からみる顔が全く違いました。正面から見ると顔の左半分が少しでっぱっている状態でした。小児科の先生や、色んな人に相談しましたが、いつか治る、うちの子も産まれたときは顔が歪んでいたけど、ましになったよと言われるのが常でした。しかし、2ヶ月、3ヶ月過ぎても、ましになるどころかひどくなり、向き癖を毎日気にするもの疲れてきました。
このスターバンドを知ったのは、生後2ヶ月のとき、向き癖もなおらず、左右の歪みが一番ひどい時期にネットで調べていたらAHSのHPに辿り着きました。それまでなおらないと思い込んでいたので、こんな治療もあるんだとスターバンドのことを知って少しホッとしました。しかし、やはり安くない料金、香川から通うことになるので長距離の通所方法、一番かわいい時期に約半年間ヘルメットをすること、そして周りの反応等の不安はありました。首が座ってから開始とあったので、首が座るまで少し様子を見てみようと思いました。
4ヶ月になる前、首が座ったのですが、顔の歪み、向き癖はあまり変わりませんでした。すぐに西宮協立脳神経外科病院に電話し、まずは受診してみようと予約をしました。受診・測定したところ結果は重度の斜頭で、正直やっぱりな、と思いました。その日に即決しました。
始めたのが11月下旬というのもあり、初めての装着もすんなり、夜泣きもなくスケジュール通り1日23時間の装着ができるようになりました。気にしていた周りの反応はいろいろでした。正直じろじろ見られることは多かったですが、こちらが気にしなければへっちゃらでした。中には絶対やった方がいい。大きくなったらこの子はお母さんに感謝するよ。こんなのがあるんだね、うちの子も絶壁やから昔からあったならやらせてたわ。とおっしゃってくださる人も多かったです。可愛いとおっしゃってくださる方がほとんどでした。
1ヶ月後のスキャンの時には、後頭部の形は見た目ではほとんど丸くなっていました。へこんでいた顔の右側も少し前に出てきました。この段階ですでにやって良かったと思いました。スキャンのたびに頭の形は良くなっていきました。治療を始めてから3ヶ月半、スターバンドがきつそうになり、もうそろそろかなと思って病院に行くとやはりサイズアウトで卒業になりました。始めた頃は重度の斜頭の上に、娘は少し長頭ぎみだったので他の人より時間がかかると言われ、5ヶ月、6ヶ月はかかると覚悟していたので、著しい成長のお陰でたった3ヶ月半での卒業となり、とても嬉しかったです。結果も標準レベルまで到達しました。見た目もほとんど気にならないほどきれいな頭の形になりました。
ちょうど一番成長する時期にはじめられたのが良かったです。香川から西宮までは遠かったですが、病院の先生やAHSのスタッフの方々がいつも明るく迎えて下さっていつも行くのが楽しみでした。1ヶ月たった今でも娘の頭を見ながらスターバンドをやっていなければここまで丸くなっていなかったと毎日思っています。本当にやって良かったです。悩んでいる方がいればぜひすすめたいです。
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理学療法士・義肢装具士の資格を持つAHSJapan編集メンバーがヘルメット治療や赤ちゃんの頭の形に関するコラムを交代で執筆・ヘルメット治療体験談を掲載しています。
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