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赤ちゃんの頭の形が歪んでしまうことがあります。頭の形が悪くなっていてもそれほど問題はないと思われがちですが、重大な病気が潜んでいるケースもあるため気をつけましょう。
本記事では赤ちゃんの頭の歪みと病気の関係性、また適切な治療法などを説明します。
赤ちゃんの頭の歪みには大きく分けて3つの種類がある!
赤ちゃんの頭の歪みは、その形に応じて3つの種類に分けられます。
まずは、斜頭症・短頭症・長頭症と呼ばれるそれぞれの歪みの特徴を見ていきましょう。また、頭の歪みが赤ちゃんに与える影響についても解説します。
斜頭症
斜頭症とは、赤ちゃんの頭が左右非対称の状態に歪んでしまうことです。
赤ちゃんの頭を頭頂部側から見たときに、後頭部が斜めの状態になっている場合には斜頭症が疑われます。
斜頭症が起こる大きな原因は、赤ちゃんの寝グセや向き癖です。赤ちゃんは1日の長い時間を寝て過ごしていますが、寝るときにどちらかの向きに頭を傾ける子供は少なくありません。
頭を一方に傾けて寝ているうちに斜頭症が起きてしまい、その向きに傾けることで寝るときの体勢に安定感が生まれるため、ますます向きグセがひどくなるという悪循環が起こります。
斜頭症の状態が続くと、目や頬の大きさが左右で違う、歯列や耳などの位置が歪んでしまうこともあるので注意が必要です。
短頭症
短頭症とは、いわゆる絶壁と呼ばれる頭の形のことです。
後頭部は、きれいな丸みを帯びた形になっている状態が理想的です。しかし、後頭部に丸みがなく、平らになったような形で定着してしまうこともあります。
短頭症も斜頭症と同じように、寝るときのクセが原因で起きるケースがほとんどです。赤ちゃんを仰向けで寝かせ続けていると、後頭部がまっすぐの状態になってしまうことがあります。
欧米では赤ちゃんをうつぶせ寝させることもあるため、日本に比べて短頭症が起きるケースは少ないといわれます。
長頭症
長頭症は、後頭部が突き出ているような状態です。また、正面から見たとき頭のてっぺんがやや高く伸びている状態も長頭症と呼ばれます。
赤ちゃんを横向きに寝かせることで頭の形が変形し、縦に長くなってしまうことがあります。新生児集中治療室(NICU)に入っている子供は処置がしやすいよう横向きに寝かされることが多く、頭の形に歪みが起き長頭症になることもあるようです。
また、出産時の処置が原因で長頭症が引き起こされるケースもあります。特に多いのは、難産に伴い吸引分娩がおこなわれたケースです。
頭蓋骨縫合早期癒合症
赤ちゃんの頭のゆがみの中には、先天性の病気が潜んでいる可能性が考えられるので注意が必要です。
頭蓋骨縫合早期癒合症と呼ばれる先天性の病のうち、矢状縫合早期癒合が起きている場合には前述の頭が長く伸びたような長頭症の特徴を有している場合があります。
両冠状縫合早期癒合の場合は横に極端に広い短頭症に近い形状になることがあります。
頭蓋骨縫合早期癒合症とは、赤ちゃんの頭蓋骨を構成する複数の骨を緩やかに繋ぎ合わせている軟骨結合部分が早い段階で固まってしまう症状です。赤ちゃんの体はどんどん成長し、これに従って脳も大きくなっていくため、赤ちゃんの頭蓋骨は脳の成長に対応できるよう、ある程度の柔らかさがあります。頭蓋骨縫合早期癒合症で頭蓋骨が固くなると脳の成長に対応できず、強いゆがみとなって現れてしまうことがあるのです。
赤ちゃんの頭の形の悪さと発達障害の関連性について
赤ちゃんの頭の形が悪いときに、発達障害が起きるのではと心配する人もいるかもしれません。
発達障害とは、脳の神経伝達になんらかの異常が起きており、脳機能が偏った状態になっていることをいいます。発達障害によって認知に支障が起きたり、行動に偏りが生まれたりするケースは多いです。
多くの場合発達障害は生まれつきの特性といわれています。現在は、遺伝的要因と環境要因の双方が影響することで発達障害が起きるという説が有力となっています。
赤ちゃんの頭の形と発達障害の関連性については、現状では医学的にはっきりとしたことはいえません。赤ちゃんの頭の形が悪いから発達障害になってしまうと単純に結論づけられるものではないのです。
ただし、先述の骨の疾患がある場合は脳の成長が妨げられることもあります。子供の将来のことを考えれば、赤ちゃんの頭に歪みが起きているときには早めに医師に相談するのが安心です。
赤ちゃんの頭の歪みによるデメリット
赤ちゃんの頭の形が悪い状態を放置すると、いくつかのデメリットが生じます。
1つは、先天性の病気に気付けないことです。万一、頭蓋骨縫合早期癒合症などの問題が起きている場合、早めに医師の診断を受け、適切な治療を進めていくことが肝心です。
しかし、診断を受けないまま症状が進行してしまうと、頭蓋骨が固くなり治療が難しくなってしまいます。頭蓋骨は1歳前後で次第に固まっていくため、骨が柔らかいうちのほうが治療しやすいです。
もう1つのデメリットは、頭の形が歪んだまま定着してしまうということです。いわゆる絶壁やハチ張りなどの形の頭に定着してしまうことは、顔全体の見た目に影響を及ぼします。
問題となるのは頭や顔の見た目だけではありません。頭が歪んでいると帽子が合わせにくくなったり、ヘアスタイルが制限されたりするケースがあります。また、頭や顔の骨格全体が歪んでいるために歯のかみ合わせが悪くなり、歯並びの悪化や虫歯、歯周病などが引き起こされることも。
他に、左右で目の大きさや位置の高さが違ってしまったり、耳の形や高さが歪んでメガネがうまくかけられなくなったりする場合もあります。
赤ちゃんの頭の歪み対処法としてのヘルメット治療
赤ちゃんの頭の歪みが向き癖によるものと推測される場合、それほど問題はないだろうと思われがちです。しかし、頭の歪みが子供の将来に悪影響を及ぼす可能性もあるので、早めに対策をしておきましょう。
赤ちゃんの頭の歪みが気になるときには、まずは医師の診断を受けることをおすすめします。専門医で相談すれば、状況に応じて適切な治療や対処をしてもらえます。
AHS Japanでは、そういった頭の形が原因で起こりうるリスクを軽減するためにスターバンドというヘルメットを用いて赤ちゃんの頭の歪みを標準値に近づけていきます。
赤ちゃんに負担がかからないようこだわって作られたヘルメットを取り入れれば、無理なく頭の形を矯正していけます。
スターバンドは、装着することで赤ちゃんの頭を理想的な形に矯正していける高品質なヘルメットです。厚生労働省に認可された医療機器ですので安心してお使いいただけます。
※スターバンドについての詳細は下記のページにて詳しく説明してありますので興味のある方はご参照ください。
スターバンドについて
赤ちゃんの頭の歪みは病気が関係していることも!早めの受診がおすすめ
赤ちゃんの頭の歪みには斜頭症・短頭症・長頭症などの種類があり、それぞれに原因が異なります。頭の形の悪さが気になるときには、医師の診断を受けて病が潜んでいないかを確認したほうがよいかもしれません。
頭の絶壁によるハチ張りといった歪みによって、成長してからかみ合わせなどに影響が出るケースもあります。将来的に骨格の歪みによる問題が起きないよう、頭の形を矯正してあげることも重要なポイントです。
※赤ちゃんの頭の形のお悩みについての詳細は下記のページにて詳しく説明してありますので興味のある方はご参照ください。
赤ちゃんの頭の形について
赤ちゃんの頭のゆがみ度を専用の計測機器にて測定・客観的なデータを元に専門家に相談する方法も
赤ちゃんの頭の形が気になったら、自己判断・主観的判断は避け、まずはかかりつけの小児科・小児科医に相談または形成外科・脳神経外科・赤ちゃんの頭の形外来などの専門外来に相談するという方法もあります。AHS Japanでも赤ちゃんの頭の形のご相談を受け付けております。お近くの提携医療機関のご紹介も可能です。
また、最近では赤ちゃんの頭の形のゆがみ度を測定する専用の計測機器にて測定・赤ちゃんの頭の形の専門家に相談する方法もあります。
専用の計測機器にて測定することで数値化による客観的に判断・専門家のアドバイス・適切な治療を受けることができます。
AHS Japanでは現在無料にて「頭のゆがみ度測定コース」を実施しており、専用の3Dスキャン計測機器によって1.5秒で客観的に赤ちゃん頭の形のゆがみ度を数値化してくれます。過去の膨大な事例を元にした専門家のアドバイス・赤ちゃんの頭の形の無料相談も行っています。お近くの全国提携医療機関もご紹介可能なので赤ちゃんの頭の形でお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。
【初回無料】赤ちゃんの頭のゆがみ度測定コースを実施中!
世界28ヵ国・60万人以上のヘルメット治療の赤ちゃんが利用・頭蓋形状矯正ヘルメット世界最大級シェア 「スターバンド」のAHSJapanでは現在・初回測定が無料にて「赤ちゃんの頭のゆがみ度測定コース」を実施中です。
・日本で数台しかない高性能3Dスキャナー「スタースキャナー」にてわずか1.5秒で正確に赤ちゃんの頭の形を計測(即時に結果判定)
・「義肢装具士」の国家資格を持つ経験豊富なスタッフが対応・サポート
・もし治療対象の場合、治療方法・提携医療機関のご紹介も可能
・強引なヘルメット治療の推奨はありませんのでご安心ください。
赤ちゃんの頭の形の測定・ご相談だけでも大丈夫です。待ち時間なし・完全予約制です。
悩んでいる間にも赤ちゃんの頭は成長していくので赤ちゃんの頭の形でお悩みの方は一人で悩まず、なるべく早くご相談ください。
興味のある方は「赤ちゃんの頭のゆがみ度測定コース」のページをご覧ください。
理学療法士・義肢装具士の資格を持つAHSJapan編集メンバーがヘルメット治療や赤ちゃんの頭の形に関するコラムを交代で執筆・ヘルメット治療体験談を掲載しています。
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