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ヘルメット治療の効果と期間は?【ヘルメットの適正月齢】

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目次

ヘルメット治療の適正月齢と矯正効果

スターバンドによるヘルメット治療には、矯正効果が最も高くなる適正月齢があります。
もちろん赤ちゃんによって個人差はありますが、
「赤ちゃんの頭がぐんぐん成長する時期に合わせて形状を整える」
というのが基本的な考え方です。

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【ヘルメットの適正月齢】ヘルメットの矯正効果が最も高い時期はいつ?

ヘルメット治療の矯正効果が
最も高くなる適正月齢は
「生後3か月から7か月頃」がベスト

スターバンドの適応時期は、生後3か月から18か月までの期間です。
FDA(アメリカ食品医薬品局) では、この範囲に満たないあるいは超える月齢の位置的頭蓋変形の乳幼児にリモルディングヘルメットを適用することは禁忌となっています。

その中でも赤ちゃんによって個人差はありますが、ヘルメット治療のベストタイミングは赤ちゃんの頭がぐんぐん成長する時期の生後3か月から7か月頃が望ましいと考えています。

ヘルメット治療をしている赤ちゃんの写真

ただし、スターバンドの重量を支える首の力が必要となり、定頸(首が据わる)していることが条件となります。
首が座っていないとヘルメットの重さが負担になってしまうため、首が座ってから頭蓋骨が成長する時期にご検討ください。

通常、頭蓋骨は生後7か月くらいまでに急成長し、その後も成長を続けますが、1歳を過ぎる頃には成長は緩慢になり、1歳半前後でその形状はほぼ定まります。

その頃になると、頭蓋骨を構成している各骨の縫合部分が固定化し始め、全体の硬度が更に増していくため、
頭の形状をそのまま維持しながら極めて緩やかに成長は進んでいきます。

適性月齢の中でも「早いスタート」であるほど良い結果が出やすくなります。
1歳未満のあかちゃんの頭は、日を追うように成長していきます。

その期間であれば「柔らかい頭」の状態なので矯正しやすく、4~5か月頃の月齢であればヘルメットを日常的に装着することに対しても順応しやすいため、
最も負担なく結果を出すことができます。

スターバンドの開始月齢別に集計した平均成果報告書(PDF)

アクティブタイプのスターバンドは高月齢(生後7か月以降)の開始でも効果を発揮

頭蓋骨矯正ヘルメット(リモルディングヘルメット)と称される製品を扱う会社は数十社に及び、その多くは米国にて展開しております。

流通している頭蓋形状矯正ヘルメット(リモルディングヘルメット)各製品は、「アクティブタイプ」「パッシブタイプ」に分けられます。

スターバンドは
このタイプ

アクティブタイプ

長所

  • 突出部のホールドが高いため矯正力が高い
  • 内層のフォーム材の細かい調整が可能
  • 月齢が高くても全ての変形タイプに効果を発揮
  • 国内のみならず世界中でフォローアップが可能

短所

  • 水洗いが一部できない
  • パッシブタイプに比較して重いタイプもある
  • 専門の技術者による調整が必要

パッシブタイプ

長所

  • 軽いタイプがある
  • 水洗いが可能なタイプがある
  • 着脱がしやすい製品もある
  • 製品によっては調整が容易なタイプもある

短所

  • 赤ちゃんの動きによってズレやすく脱げやすい製品もある
  • 微調整ができないため矯正力が低く月齢に応じて複数個必要となる場合がある
  • 製品によってはクッション材が剥がれたり、誤飲のリスクになる場合がある

スターバンドは日本では唯一のアクティブタイプの頭蓋形状矯正ヘルメット(リモルディングヘルメット)になります。

アクティブタイプであるスターバンドは、他製品のパッシブタイプのヘルメットに比較し突出部のホールド力が強いため、高月齢の開始でも効果を発揮できます。
7か月を過ぎた赤ちゃんでもぜひ一度ご相談
ください。

アクティブタイプのヘルメットをカービングマシンで調整する様子
BY AGE

月齢別のヘルメット治療

スターバンドによるヘルメット治療には、月齢により対応が異なりますので詳しくは下記をご参照ください。

スターバンドの適応時期の図
  • スターバンドの適応時期は、生後3か月から18か月までの期間です。FDA(アメリカ食品医薬品局)では、この範囲に満たないあるいは超える月齢の位置的頭蓋変形の乳幼児にリモルディングヘルメットを適用することは禁忌となっています。
  • ※赤ちゃんの頭の形でお悩みの方はまずは「頭のゆがみ測定コース」にて測定をおすすめします。現在の月齢・変形レベルに似た症例をBefore&Afterで確認できるので、ヘルメット治療のイメージがしやすくなります。

お子さまの月齢が3か月未満の方

生後3か月未満の赤ちゃんの写真

月齢が3か月未満の赤ちゃんはまだ首が据わっておらず、ヘルメット治療には適していませんが、赤ちゃんの頭の測定により、現在の形状を正確に把握でき、開始時期等、計画を立てやすいです。
この段階でお子さまの頭の形が気になるという方は、ぜひご相談ください。月齢3か月未満でも測定は可能です。

頭のゆがみ測定コース」では現在の月齢・変形レベルに似た症例をBefore&Afterで確認できるので、治療イメージがしやすくなります。開始時期等を一緒に考えさせていただきます。

お子さまの月齢が3か月未満の方
ご相談・お問い合わせ

お子さまの月齢が3か月~7か月の方

生後3か月~7か月の赤ちゃんの写真

赤ちゃんの頭がぐんぐん成長する時期が、治療の「適齢期」です。
ヘルメットを装着することについても、赤ちゃんは順応性が高いので5か月頃までにスタートするとその違和感がなく、「こういうもの」として抵抗なく生活できるようになります。

あくまでも頭の成長に合わせてジャストフィットするヘルメットであることが前提になりますが、この月齢にヘルメット治療を始めることであらゆる面での負担を抑えつつ大きな効果を得ることができます。

お子さまの月齢が3か月~7か月の方
ご相談・お問い合わせ

お子さまの月齢が7か月~12か月の方

生後7か月~12か月の赤ちゃんの写真

お子さまの月齢が7か月~12か月の方は適齢期を若干過ぎていますが、まだスターバンドではヘルメット治療の対象月齢ですので、赤ちゃんの頭の形が気になる方はなるべくお早めにご相談ください。

アクティブタイプであるスターバンドは、他製品のパッシブタイプのヘルメットに比較して、突出部のホールド力が強いため、高月齢の開始でも効果を発揮できます。

お子さまの月齢が7か月~12か月の方
ご相談・お問い合わせ

お子さまの月齢が12か月~15か月の方

生後12か月~15か月の赤ちゃんの写真

お子さまの月齢が12か月~15か月の方はスターバンドは突出部のホールド力が強いためいくらかの改善はみられると思われますが、 この月齢になると頭囲成長が少ないため、大きな改善が見込めない可能性があります。
個人差もあるので一度ご相談ください。

お子さまの月齢が12か月~15か月の方
ご相談・お問い合わせ

お子さまの月齢がもうすぐ16か月という方

生後16か月頃の赤ちゃんの写真

適齢期を過ぎた月齢であっても、頭の形のゆがみについて気になる方は、一度ご相談ください。形状だけの問題ではなく病気が潜んでいる可能性も含めて提携医のご紹介も可能なので、診断する機会を設けて安心を得ていただくこともご検討ください。

お子さまの月齢がもうすぐ16か月の方
ご相談・お問い合わせ

ヘルメット矯正は「適齢期」以外の赤ちゃんでも成長に個人差がありますので、
一人で悩まずにまずはお気軽にご相談・お問い合わせください。

赤ちゃんの頭の形でお悩みの方、
お気軽にご相談ください

AHSJapanでは赤ちゃんの頭の形でお悩みの方に無料にてご相談を受付・
日本全国各地の提携フォローアップ施設にて赤ちゃんの頭のゆがみを測定が可能です。

赤ちゃんの頭の形の測定を
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AHS提携医療機関にて適応診断を行ったあとに、頭の形を測定します。まずは最寄りのAHS提携医療機関を受診してください。

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強引なヘルメット治療の推奨はありません

スターバンドは弊社の計測結果で「中等度以上」のゆがみレベルの方が治療対象となります。身体機能に影響を及ぼすと考えられるような逸脱した変形でない限り、本治療は積極的に勧められることはありません。あくまでも保護者の方が現状の歪みから起こり得る負の要素・可能性を回避したいと思われるかどうか、その価値観でご判断いただきます。

  • ※頭蓋変形が病的要因で起きている場合はこの限りではありません。

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