FAQ
よくあるご質問
よくあるご質問
赤ちゃんの頭の形に関するお悩み・スターバンドでのヘルメット治療に関する
よくあるご質問を掲載しています。
よくあるご質問ベスト5
確定申告でスターバンド治療費を医療費控除申請したいのですが・・・
医療費控除の申告には領収書が必要となりますので、弊社または支払先提携会社のスタッフにお申し付けください。
スターバンドは医師の診断により変形レベルが中等度以上のお子さんにのみ処方される治療を目的としたクラスⅡの管理医療機器です。
[ご参考サイト]
医療費控除の対象となる医療費
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1122.htm
国税庁ホームページ(No.1122:9-(2))
※https://www.nta.go.jp/about/organization/access/chizu.htm
医療費控除申請対象となるか否かの判断は、個々の患者様のケースに応じ当人または保護者によるものではございますが、申請内容を容認するかどうかは、税務署の判断となります。(本邦において、発行元に関係なく一様でございます。)
詳細については、ご住所を管轄する税務署(上記※)または税理士にご確認いただきますようお願いいたします。
スターバンド治療の費用を教えてください。
ご負担額はスターバンドは440,000円(税込)・スターバンド3Dは495,000円(税込)となります。
装着期間中、お子様の形状改善や頭蓋の成長に合わせてスターバンドの内側を削る等して修正を加えたり、定期的にスタースキャナーでお子様の成長や治療成果を測定してまいります(※2)が、これらにかかる技術料や機械使用料等は上記金額に含まれており、追加請求はございません。(双子等多胎児、複数利用の場合は別途設定価格がございます。)
※2)スタースキャナー未設置施設にお通いの場合は、設置施設でのスキャニングのご案内となります。
詳しくはヘルメット治療の費用のページをご確認ください。
ヘルメットは水洗いできますか?
アルコールウェットティッシュやアルコールスプレー等でお手入れを推奨しております。
水洗いをしますと、ヘルメットの内側に使用しているフォーム材の変色等の原因やヘルメットの損傷の原因になりますので、お控えください。
リモルディングヘルメット治療は脳の発達に悪影響をきたしませんか?
スターバンドのヘルメット治療は、頭の突出部を押す(Push)のではなく、大きくなり過ぎたところを維持するために抑え(Keep/Hold)、扁平部分に理想の空間を作り(Space/Open)、その空間へと今後の成長を導くというシンプルな治療方法です。
外力や締め付けによる矯正ではなく、脳の成長自体を阻害することはありません。
変形が起きたメカニズムを逆方向にそのまま利用しているだけで、もしこれが弊害を来すとすれば、変形が起きている時点で既に問題があるということになります。
もちろん、頭蓋が成長できる空間を確保し続けるには、定期的なスターバンドのメンテナンスが必要です。
スターバンドシリーズは、FDA(日本の厚生労働省に当たる機関)が510kとして認めるクラスⅡ医療装置で、Orthomerica社はISO-9001及びISO-13485を取得している国際的にも信頼性の高い企業です。
どれくらいの期間、またはどれくらいの頻度で通う必要がありますか?
平均治療期間は5か月前後ですが、基本的には月齢が小さい赤ちゃんほど治療期間は短くて済みます。その他、変形レベルや装着状況、成長速度(個人差あり)によっても治療期間は異なります。
但し、単一のスターバンドで6か月以上装着を継続することは推奨されておりません。
逸脱した変形、慢性的に短い装着時間、長期に渡り装着が出来なかった場合を除き、複数のスターバンドを要することはありません。
治療期開始直後は2週間おき、装着状況が安定すれば3~5週間おきにフォローアップ訪問いただきます。
頻度についてはこちらも併せてご確認ください。
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スターバンド治療について(治療中)
Qスターバンド3Dのヘルメットは脱げませんか?
スターバンド3Dは内層のフォーム材は適度な弾力があり、その位置と大きさは赤ちゃん一人一人の形状に合わせて製造されていますので、赤ちゃん自身の動きでヘルメットは脱げることはありません。
Qスターバンド3Dは提携フォローアップ施設でも治療可能ですか?
スターバンド3DはAHS提携フォローアップ施設(提携義肢製作所等)にて販売を開始しました。
各施設での取り扱い状況についてはお問い合わせフォームよりご相談ください。
Qヘルメット治療中の保育園通園に関して
保育園での着用は親御様が先生と直接話し合っていただく必要があります。
ヘルメット装着にあたってのパンフレット等は予備でお渡しできますので担当者にお尋ねください。
Qヘルメットは水洗いできますか?
アルコールウェットティッシュやアルコールスプレー等でお手入れを推奨しております。
水洗いをしますと、ヘルメットの内側に使用しているフォーム材の変色等の原因やヘルメットの損傷の原因になりますので、お控えください。
Q1日どれくらいスターバンドを被るのでしょうか?
1日の装着時間は、入浴時を除く23時間が理想です。但し、治療開始直後は短時間のみ装着していただき、肌状況を見ながら、徐々に延長していきます。
最終的に赤ちゃんが1日23時間程度スターバンドを被れるようになるまで1週間~10日の慣らし期間が必要になります。(個人差あり)
Qスターバンド装着による肌のトラブルは?
個人差はありますが、若ければ若いほど人間の皮膚は環境に順応しやすく、特に赤ちゃんの順応力は大人とは比べものになりません。
スターバンドの内側の素材には、最もアレルギー性が低く生体親和性のあるフォーム材(米国調査機関でテスト済)を採用しており、肌への配慮もなされておりますが、肌トラブルを回避するためには毎日頭皮とスターバンド内側のお手入れは欠かせません。
それでも、敏感肌の赤ちゃんの場合、蒸れによる多少の発疹が見られるかもしれません。
その場合は、炎症に発展しないようにお手入れを更に強化いただき、状況によりお薬を使用しながら装着を進めていただきます。
Qアトピー体質でもスターバンド治療は可能ですか?
スターバンドが覆っている部分は湿潤が保たれ、むしろアトピー症状が軽快することが殆どですが、特異なアトピーの場合、同様の症状緩和を得られるとは断定できません。
かかりつけの皮膚科医にご相談いただくことをお勧めいたします。
スターバンド治療について(治療前)
Qスターバンド3Dの内層でスポンジがない部分があるのですが?
リモルディングヘルメットは赤ちゃんの頭の突出部分をホールドし、扁平部分に頭囲成長を促すことで形状を矯正します。
スターバンド3Dは赤ちゃんの頭の扁平部分の内層を除外し、必要最低限の素材で完成されていますので、軽量化が実現できています。
また、除外した部分は通気性のあるデザインとなったため、汗疹等のお肌トラブルの可能性を下げることに成功しました。
Qスターバンドとスターバンド3Dで対象月齢・装着期間の違いはありますか?
スターバンドと同様に対象月齢は定頸後~18ヶ月齢まで・中等度以上の位置的頭蓋変形・装着期間は最長6ヶ月間になります。
Qスターバンドとスターバンド3Dの主な違いについて
スターバンド3Dはスターバンドシリーズのホールド力をそのままに、カービングマシンでの調整余地を最小限にした最高峰のアクティブタイプのリモルディングヘルメットです。
赤ちゃん自身の頭の成長幅があらかじめビルドイン設計されており、内層のフォーム材を最小限にとどめることが可能なため、ヘルメット自体の軽量化が実現できました。
またスタイリッシュな見た目もさることながら、薄い外層シェルのデザインにより通気性が向上して、赤ちゃんの敏感な肌のトラブルの可能性を極限まで下げたヘルメットとなっています。
※スターバンド3Dの詳細は「スターバンド3D」のページご参照ください。
Qヘルメット治療時にスターバンドとスターバンド3Dは選択可能ですか?
ヘルメット治療申し込み時に選択可能です。ただしヘルメット治療の費用は異なります。
詳しくは「ヘルメット治療の費用」のページをご参照ください。
Q双子ですが一緒に測定できますか?
もちろん可能です。スキャンは一人ずつ行いますが、お待たせすることはありません。
それぞれの形状を詳しくお伝えいたします。三つ子以上も対応可能です。
Qスターバンドのヘルメット治療において医療機関の紹介状が必要ですか?
基本的には必要ですが、医療機関によって必要のない場合もあります。
詳しくはお問い合わせフォームにてご相談・ご連絡ください。
Q赤ちゃんの頭の形の計測とスターバンドの調整は病院でも可能ですか?
提携医療機関(病院)では、頭のゆがみが病的要素が原因でないかの診察のみとなります※。
赤ちゃんの頭の測定とスターバンドの調整は、「AHSビジターズオフィス」または「提携のフォローアップ施設」で可能です。
※熊本県・福岡県は病院内で初回計測が可能です。詳しくは「提携医療機関」のページをご覧ください。
Qスターバンドはどのように頭の形をよくするのですか?
スターバンドは、変形が起こった原因を逆に利用し、突出側を内側に密着させて成長を抑え、扁平側が理想の形に成長するように空間を設け、頭の成長方向を導きます。
大きなずれや簡単に外れてしまうようなルーズな装着は禁忌となり、入浴時間を除いて1日23時間装着することが望まれます。
高い効果と定評のスターバンドは、外力や重力の影響を受けて変形したり寝ているときに外れてしまうことはございません。
[ご注意] 類似品・粗製品にはご注意ください。
Qリモルディングヘルメット治療は脳の発達に悪影響をきたしませんか?
スターバンドのヘルメット治療は、頭の突出部を押す(Push)のではなく、大きくなり過ぎたところを維持するために抑え(Keep/Hold)、扁平部分に理想の空間を作り(Space/Open)、その空間へと今後の成長を導くというシンプルな治療方法です。
外力や締め付けによる矯正ではなく、脳の成長自体を阻害することはありません。
変形が起きたメカニズムを逆方向にそのまま利用しているだけで、もしこれが弊害を来すとすれば、変形が起きている時点で既に問題があるということになります。
もちろん、頭蓋が成長できる空間を確保し続けるには、定期的なスターバンドのメンテナンスが必要です。
スターバンドシリーズは、FDA(日本の厚生労働省に当たる機関)が510kとして認めるクラスⅡ医療装置で、Orthomerica社はISO-9001及びISO-13485を取得している国際的にも信頼性の高い企業です。
Q赤ちゃんにスターバンド治療が必要かどうか、どうしたら判断できますか?
AHS Japanではお子様の頭の形をスタースキャナーにて3次元で捉え、その非対称さ、前後左右のバランス等を標準値と比較し、どの程度のゆがみであるかを正確な数値で提示し立体画像をご覧いただきながらお伝えします。
またお子様の月齢や頭囲、変形の傾向や程度に即したこれまでの結果例をご紹介し、成果の見込みについても検証します。(※1)それらを踏まえてスターバンド治療を選択されるかどうかをご検討いただきます。
身体機能に影響を及ぼすと考えられるような逸脱した変形でない限り、本治療は積極的に勧められることはありません。
あくまでも保護者の方が現状の歪みから起こり得る負の要素・可能性を回避したいと思われるかどうか、その価値観でご判断いただきます。(頭蓋変形が病的要因で起きている場合はこの限りではありません。)
※1)スタースキャナーによる頭部スキャンをご希望の場合は、AHSビジターズオフィス(東京・関西)・松本義肢製作所(名古屋)で開催しております「頭のゆがみ度測定コース」にご参加ください。
但し、ヘルメット治療適応の診断を得るには、AHS Japan提携医療機関をご受診いただく必要がございます。福岡県・熊本県では、測定と適応診断がオールインワンで可能です。
Qヘルメット治療はどれくらいの月齢が適していますか?
スターバンドの適応時期は、生後3か月から18か月までの期間です。FDAでは、この範囲に満たないあるいは超える月齢の位置的頭蓋変形の乳幼児にスターバンドを適応することは禁忌となっています。
通常、頭蓋骨は生後7か月くらいまでに急成長し、その後も成長を続けますが、1歳を過ぎる頃には成長は緩慢になり、1歳半前後でその形状はほぼ定まります。
その頃になると、頭蓋骨を構成している各骨の縫合部分が固定化し始め、全体の硬度が更に増していくため、頭の形状をそのまま維持しながら極めて緩やかに成長は進んでいきます。
本治療は、お子様の成長を利用して理想の形状に導くというものですので、成長が著しい7か月くらいまでに進めるのが最も効果的です。ただし、スターバンドの重量(220~260g)を支える首の力が必要となり、定頸(首が据わる)していることが条件となります。
開始月齢別の成果グラフ含めこちらのページでご紹介しております。
Q月齢が高くてもヘルメット治療はできますか?
スターバンド治療については、生後4か月から7か月(8か月未満)の間で進めることが望ましいとされています。適切な時期に治療を開始できれば、効率的な治療が進められます。もちろん8か月以上の赤ちゃんも改善を得られますが、治療期間が長くなる傾向にあります。
リモルディングヘルメットでは日本では唯一のアクティブタイプであるスターバンドは、他製品のパッシブタイプのヘルメットに比較して、突出部のホールド力が強いため、高月齢の開始でも効果は発揮できます。
治療前後で平均的にどれくらいの成果が得られたか、開始月齢別グラフをこちらでご紹介しております。ぜひご参考ください。
Qスターバンド治療開始までの流れを教えてください。
頭の変形が位置的(寝る姿勢等)原因で起こっていることを確かめる必要がありますので、弊社提携の医療機関を受診の上、治療の適応診断を得ていただきます。
その前後でスターバンドの製作のために頭部スキャニングを行いますが、適応診断を受けられる施設により、その実施施設・工程は異なります。詳しくは提携医療機関/フォローアップ施設をご参照ください。
スキャニング時、55種類のパターンより希望のデザイン(※スターバンド3Dは単色になります)をお選びいただき、お申込書のご提出をもってお手続きは完了します。
米国フロリダ州のOrthomerica社にてカスタマイズのスターバンドが製作され、お申込みから約2週間後にお受取り・治療開始となります。
治療の流れは「測定からヘルメット治療完了までの流れ」のページで詳しくご紹介しております。
Qどれくらいの期間、またはどれくらいの頻度で通う必要がありますか?
平均治療期間は5か月前後ですが、基本的には月齢が小さい赤ちゃんほど治療期間は短くて済みます。その他、変形レベルや装着状況、成長速度(個人差あり)によっても治療期間は異なります。
但し、単一のスターバンドで6か月以上装着を継続することは推奨されておりません。
逸脱した変形、慢性的に短い装着時間、長期に渡り装着が出来なかった場合を除き、複数のスターバンドを要することはありません。
治療期開始直後は2週間おき、装着状況が安定すれば3~5週間おきにフォローアップ訪問いただきます。
頻度についてはこちらも併せてご確認ください。
Qカスタマイズ製品ということですが、事前にスターバンドを見ることはできますか?
スターバンドのサンプルは、各提携医療機関、AHSビジターズオフィス(東京・関西)にてご覧いただけます。
尚、AHSビジターズオフィスには、スターバンドで治療をやり直したお子様にいただいた他社製のヘルメットもございますので、手に取って比較していただけます。
サンプルの貸出・送付は一切行っておりませんのでご了承ください。
その他
Qフォローアップ施設には授乳室・おむつ換えスペースや待機場所等はありますか?
AHSビジターズオフィスは授乳スペース、おむつ交換台を完備しております。
AHS提携フォローアップ施設によって環境・スペースが異なりますので、詳しくは「提携医療機関」のページをご覧ください。
QAHSビジターズオフィスには利用可能な駐車場はありますか?
AHSビジターズオフィスに専用の駐車場はありませんので、お近くのコインパーキング等をご利用ください。
Qスターバンド以外のヘルメット(または方法)で再形成治療をしていますがスキャンだけでもしてもらえますか?
家庭内での体位変換の工夫、整体等のマッサージ方法、あるいは能動的工夫をされていない場合でも、測定コースへのご参加は可能です。
一度測定して数か月後の再スキャンの場合と他社製のヘルメットを使用している場合は有料となりますが、スタースキャナーにて正確なデータを比較・確認できますのでお気軽にお問い合わせください。
Q転勤などでフォローアップ施設を変更することはできますか?
AHSJapan提携機関にてフォローアップ可能です。
お仕事や家庭の事情で転居したり、例えば実家に長期帰省した時など、訪問先をより近い施設にスイッチしたり、スポットでメンテナンスを依頼できます。
海外においては、本治療が誕生した米国では100か所近くにも及ぶ施設が全土に散らばっており、カナダ、南米、ヨーロッパ諸国にも関連施設が点在しています。日本以外のアジア圏内では、台湾、韓国、中国、香港、シンガポールでフォローアップが可能です。
急な転勤や引越しのときでも、気軽に治療が継続できるのは、数あるリモルディングヘルメット製品の中でもスターバンドだけです。
他国でスターバンド治療を開始して日本でその後のフォローアップをお引き受けするケースは多く、日本で治療を開始して引き続き他国のスターバンド施設に通われるご家族も年々増えています。
世界中で最も高い信頼度を誇るスターバンド、その最高品質だけではなく、フォローアップ環境の充実、ホスピタリティー精神も最高を目指しています。
世界中のスターバンド施設はこちらからご確認いただけます。
費用について
Qスターバンド治療の費用を教えてください。
ご負担額はスターバンドは440,000円(税込)・スターバンド3Dは495,000円(税込)となります。
装着期間中、お子様の形状改善や頭蓋の成長に合わせてスターバンドの内側を削る等して修正を加えたり、定期的にスタースキャナーでお子様の成長や治療成果を測定してまいります(※2)が、これらにかかる技術料や機械使用料等は上記金額に含まれており、追加請求はございません。(双子等多胎児、複数利用の場合は別途設定価格がございます。)
※2)スタースキャナー未設置施設にお通いの場合は、設置施設でのスキャニングのご案内となります。
詳しくはヘルメット治療の費用のページをご確認ください。
Q確定申告でスターバンド治療費を医療費控除申請したいのですが・・・
医療費控除の申告には領収書が必要となりますので、弊社または支払先提携会社のスタッフにお申し付けください。
スターバンドは医師の診断により変形レベルが中等度以上のお子さんにのみ処方される治療を目的としたクラスⅡの管理医療機器です。
[ご参考サイト]
医療費控除の対象となる医療費
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1122.htm
国税庁ホームページ(No.1122:9-(2))
※https://www.nta.go.jp/about/organization/access/chizu.htm
医療費控除申請対象となるか否かの判断は、個々の患者様のケースに応じ当人または保護者によるものではございますが、申請内容を容認するかどうかは、税務署の判断となります。(本邦において、発行元に関係なく一様でございます。)
詳細については、ご住所を管轄する税務署(上記※)または税理士にご確認いただきますようお願いいたします。
頭の形について
Qどうして頭の変形が起こるのですか?
頭蓋骨縫合早期癒合症等の病的要因とは別に、位置的要因で頭の変形は起こります。
まだ成長途中の柔らかい赤ちゃんの頭は、一定の方向に寝続けることにより、接触面の部分は成長が妨げられ、その隣接する空間に向けて成長が促されてしまいます。
スターバンドブログにて詳しくご説明しております。
Q昔は頭のゆがみが問題視されることはなかったように思いますが・・・
今も昔も赤ちゃんは出生時に頭に変形があることは珍しくなく、日中は様々な体位をとり、就寝時はうつ伏せ寝をさせることにより、6~8週間ほどで変形は緩和されていくと言われてきました。
ですが、昨今のキャリアーやベビーカーの普及に加え、仰向け寝の推進運動により、赤ちゃんはいつも同じ体位で過ごす傾向となり、これが赤ちゃんの運動機能の発達を遅らせ、更に同じ姿勢を好むようになり、頭に変形を持つ赤ちゃんが増加するという結果となりました。
また、欧米では中世の時代より頭の形は重要視されており、日本のグローバル化が進むにつれて、歯並びに続き頭の形も気を留められるようになってまいりました。
Qかかりつけのお医者様が「ほっといても自然に丸くなる」と言うのですが・・・
確かに、変形度合の軽い場合には、まだ頭の成長が活発なうちに体位変換やタミータイムの工夫で変形は緩和していく可能性はございます。
ただし、「ほっといても」ではなく、能動的な工夫が必要です。頭の成長があとどれだけ残されていて、その成長を形成が不十分な場所(扁平部分)にいかに優位的に導けるかということが重要です。
変形が中等度にまで達してしまうと、そのような努力をしても、標準的な形状まで導いてあげることは難しいかもしれません。
重度に至っては更に困難で、突出部分を下にして寝るのは不安定、それ以前に不可能なことも考えられます。
スターバンド治療をしなかったお子様の頭の形状変化例については、少数ではございますが初回の頭部スキャニング時にご覧いただけます。